聴いたつもりで、答えを言っていた。AI時代の「人が商品」のミドルシニアへ

シリーズ「AI時代だから、あなたの経験が面白くなる」10月
2026年10月17日(土)8:00〜9:30/オンライン・無料
コーチ、講師、コンサルタント、士業、メンターなど、
自分の経験・知識・判断力を仕事にしている、
あるいはこれから仕事にしたいミドルシニアの方に向けた、月1回の無料オンラインセミナーです。
10月のテーマは「対話の実践——15分面談を型で回す」。
15分の対話を、5つのステップで回す「型」を一緒に練習します。
15分、話してみたら……こんなことはありませんか?
「15分だけ、話を聞かせてもらえませんか」
9月のセミナーでは、そんな一言を誰か一人に送ってみる、という小さな実験を設計しました。
そして、実際にやってみると、こんなことが起きます。
- 15分で何を聞けばいいのか……
- 気づいたら、自分ばかり話していた
- すぐにアドバイスしてしまった
- 15分で終わらなかった
- 「いい話だった」で終わってしまった
私も、ずっとそうでした。
特に、聞くどころか、ずっと話していた……(苦笑)
経験が増えるほど、答えを言いたくなる
経営者を長くやってきました。5社の社長と、1社の会長。
その間に、失敗もたくさんしてきました。
いちばん大きな失敗は、42歳で起業した時です。
準備もそれなりにして、覚悟も決めて始めました。それでも、うまくいきませんでした。
53歳からは、その失敗談を、経営者や起業する人、新しいことに挑戦する人に伝えるようになりました。
ありがたいことに、その話を、ご自分のこれからに活かしてくださった方もいます。
でも、振り返ると、活きたのはいつも、先に相手の話を聴いていた時です。
相手の話を半分も聴かないうちに「それはね」と話し始めた時は、どんなにいい話でも、届いていなかったように思います。
経験があるほど、答えが見えてしまう。見えてしまうから、言いたくなる。
悪気はないんです。助けたい気持ちから来ている。
でも、その一言で、相手が自分で考える時間が終わってしまうことがあります。
経験がある人ほど、答えを言いたくなる。
だからこそ、まず聴く。
必要なのは、100個の質問ではなく「型」
「いい質問をたくさん覚えればいい」と思われるかもしれません。
しかしながら、質問集を100個覚えても、目の前の人を前にすると、案外使えないものです。
必要なのは、15分という限られた時間を、どう運ぶか。つまり「型」です。
型というと、堅苦しく聞こえるかもしれません。でも、実は逆なんです。
「次は何を聞こう」「あと何分だろう」と頭の中で考え続けなくてよくなる。
だから、相手の言葉や表情、沈黙や迷いに、集中できる。
型があるから、相手に集中できる。
型は縛りではなく、余白です。
15分対話の5STEP
今回お伝えするのは、この5つのステップです。
7月のセミナーで扱った「現状・本音・次の一歩」の3つの問いに、入り口と出口をつけただけ。7月は「何を問うか」、10月は「その問いを、どの順番で使うか」です。
| STEP | 時間の目安 | やること |
|---|---|---|
| 1 入る | 0〜2分 | 目的と時間を合わせる |
| 2 ほどく | 2〜6分 | 今起きていることを聴く |
| 3 絞る | 6〜10分 | 今日扱うことを一つにする |
| 4 一歩を決める | 10〜13分 | 本人の言葉で、次の一歩を決める |
| 5 結ぶ | 13〜15分 | 整理し、感想を聴き、時間どおり終える |
15分で、答えを出さなくてもOK。
相手の「次の一歩」が見えればいい。
当日の内容
- なぜ15分の対話は難しいのか
- 15分対話の5STEPと、3つの目安
- 事例で見る15分(ある方との対話を、通してご覧いただきます)
- ワーク① 私の15分面談シートをつくる
- ワーク② 7分のミニ面談(ペアで行います)
- 面談後の振り返りと、AIの上手な使い方
説明を聞く時間より、書く・話す・振り返る時間を多くとっています。
持ち帰っていただけるもの
- 15分対話の5STEP
- そのまま本番で使える、自分用の「15分面談シート」
- 自分がつい言いたくなる一言への気づき
- 面談後の振り返り3問
- 次の7日で話す相手と、実施日
AIの話も、少しだけ
AIは、面談の前と後の、とても頼れる相棒です。
問いを相手に合わせて言い換えたり、誘いの案内文を考えたり、面談後のメモを整理したり。
でも、15分の真ん中にいるのは、人です。
AIは台本を作れる。
でも、相手の沈黙を待てるのは、人だけ。
こんな方におすすめです
- コーチ、講師、コンサルタント、士業、メンターとして、対話を仕事にしている方
- これから、自分の経験を仕事にしたいと考えている方
- 相談されると、つい答えを言ってしまう方
- 9月のセミナーで「一人に試す」を決めた方(9月に参加されていない方も大歓迎です)
15分の対話は、あなたの価値を体験してもらう、いちばん小さな単位です。
売り込まなくていい。相手が少し前に進めば、それが信頼になります。
開催概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| テーマ | 対話の実践——15分面談を型で回す |
| 日時 | 2026年10月17日(土)8:00〜9:30 |
| 形式 | オンライン |
| 参加費 | 無料 |
| 講師 | 河村直人(株式会社シンライフワーク 代表取締役) |
| 参加特典 | 個別相談(無料) |
| お申し込み | 申込フォーム |
講師プロフィール
河村直人(かわむら なおと)
株式会社シンライフワーク 代表取締役。
これまで5社の社長と1社の会長を務め、IPOも経験。42歳での起業失敗を経て、50歳で東証マザーズ上場を果たす。
現在は企業顧問・エグゼクティブコーチとして経営者を支えるほか、iU 情報経営イノベーション専門職大学 客員教員。
よくあるご質問
9月のセミナーに参加していなくても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。今回だけのご参加でも分かるように、これまでの流れを冒頭でご説明します。
対話やコーチングの経験がなくても参加できますか?
はい。専門的なカウンセリング技法やコーチング理論は扱いません。普通の人が使える、15分のシンプルな対話の型をお伝えします。
当日はどんなことをしますか?
説明に加えて、自分用の「15分面談シート」を書くワークと、ペアで7分のミニ面談を行います。重い相談は扱いません。
最後に
上手に話す必要は、ありません。
相手が少し前に進めば、その15分は成功です。
次の15分、あなたは誰の話を聴きますか?
土曜の朝、お会いできるのを楽しみにしています。


